今回は美郷町(千畑地区)にある、坂本東嶽邸をご紹介させていただきます。坂本東嶽は、昔の千畑地区の村づくり、まちづくりをした方です。詳細はこちら 展示室には、犬養毅が個人的に坂本東嶽に宛てた巻物などが展示されていました。管理人さんに聞いた一番の見所は、「さざれ石」だそうです。ブログに上げるなら、さざれ石を上げてくれとのことでした。
君が代のさざれ石とは
君が代の歌詞を改めて読むと、「君が代は 千代に八千代に さざれ石の 巌となりて こけのむすまで」とあります。モデルになったさざれ石は岐阜県揖斐川町にあるそうですが、秋田県美郷町の坂本東嶽邸にもさざれ石があります。
さざれ石とは、小さい石や細かい石が固まって巌となり、さらにその上に苔が生えたものです。巌になって苔が生えるまでは、非常に長い年月になります。君が代は、さざれ石が苔をむすくらいまで、日本国が長い年月栄えるようにと歌ったのだと聞いています。
坂本東嶽邸 外観と中庭
こちらは外観と中庭になります。入口の松が高いですね~。庭は、京都の庭のデザインを参考にしたそうです。機会がございましたら、坂本東嶽邸の中庭とさざれ石をご覧ください。特に、小学校や中学校のお子さんに見学させてください。
私が小学生のころ、年に何回か君が代を歌うことがありました。でも、君が代の歌詞の意味はわかりませんでした。その意味をわかろうともしなかったと思います。でも、今思えば、小学生の時にさざれ石を見ていたら、少しは考えが変わったかもしれません。
今は君が代を歌うことはなくなりましたが、何かの席で君が代の話になった時、「うちの町にはさざれ石があるんだよ!」と言っていたと思います。
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