女性の万年肩こりの原因(1)、それは化粧の姿勢です。いろんな女性の肩こりを整体してきましたが、だいたい化粧を始めた年代から肩こりになり、気づいたら万年肩こりになっていた・・・という女性が多いようです。
ある女性は、10代後半まで肩こりはなかったのですが、社会人になってから肩こりが出てきた・・・。とのことです。高校までやっていた運動や部活を辞めたからということも考えられますが、化粧を始めてからと考える女性はあまりおりません。ですが、整体を通して筋肉をさわっていると、この肩こりの原因は、毎日の化粧では?という女性を何百人も見てきました。
化粧をしている時、一番上にある写真のようになりますね。左手には鏡を持って、右手でまつ毛を描いたりします。基本左手は、鏡を持ったままですので、左手の角度にそって疲れが出てきます。具体的には左力こぶの筋肉から張りが出てきやすいです。右手は化粧のため、頻繁に指を動かしますので、動かしている指のあたりから腕のラインにそって疲れが出てきます。その疲れが、腕から肩に行き、肩から首や背中に行きます。そうして、肩こり・首こり・さらには偏頭痛・・・となっていきます。
化粧は毎日同じ姿勢です。毎日違う姿勢で化粧をしているという人はいないと思います。化粧をやめてもらうことはできませんので、肩が凝らないように、ストレッチをしていただくことになります。
対策といたしまして、化粧が終わったら、写真のように腋の下を思い切り伸ばすようにしてください。仕事中で疲れたときに行うのも良いです。これを行うことで、肩・脇の下に血がすーっと流れますので、肩こり対策になります。ぜひお試しあれ。
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