ビジネス

1日は午前中しかないと考えてみる

昔ダイレクト出版より届いた1通のメール。今の行動を考えさせられるメールだと思い、こちらのブログにも投稿いたします。

「1日は午前中しかないと考えてみる」

 

そうか~。そうだよな。去年は、無駄に時間を使ってしまっている自分がいたので、できる限り修正したつもりでした。今は、最初にスケジュールを立て、それに沿って仕事をしていくやり方をしています。やはり、時間がすべてですからね。時間内に集中して仕事はするとは言っても、まだまだ多く時間を無駄にしているなと気づかされます。

 

私は整体の仕事をする前は、コピーライターをしていました。主にセミナー集客や、セミナー動員のためのコピーを書き、デザインをする仕事です。今も時々コピーライターの仕事をしていますので、パソコンに向かう時間が結構多いです。事務作業や掃除、パソコンでの仕事の時、特に時間を無駄にしていると感じます。まだまだこれからも精進します。

———————————————

2012年5月21日 10:10
件名: 衝撃の一言。。。

その昔、ある伝説的に有名なコピーライターの発言が業界に衝撃を与えた。
FROM:寺本隆裕
男の名は、ジーン・シュワルツ。
彼は広告の世界では知らない人はいない、トップコピーライターです。
彼の広告業界での実績はものすごく、業界にいる人はみな、彼がなぜそんなにも成果を上げる事が出来るのか、知りたがっていました。
しかしある時、彼が言った発言、
「優れたマーケターやコピーライターになるためには、
”ハードワーク”をしなければならない。」

 

という言葉を聞いて、一同納得。やはりハードワークが必要なんだと、その言葉に影響を受けた人たちは毎日一生懸命、夜遅くまで働くようになりました。
しかしそれからしばらくして、ある事実が衝撃を与えることになったのです。それは、、、
「ジーン・シュワルツは1日に3時間しか働いていない」

 

・・・
という事実。
「ハードワーク」が成功のカギだ、と言っていた彼の労働時間は1日にたったの3時間。彼にあこがれ「ハードワーク」していた人たちは、「裏切られた」と、がっかり。彼に詰め寄り、話が違うだの、失望しただの、避難を集中させました。
すると彼はゆっくりと、こう答えました。
「私が言っているハードワークの意味は、長時間働く、という意味ではない。猛烈に熱中し集中してその一つの仕事に取り組むという意味だ。」
上達する練習法/上達しない練習法

 

以下の2人のスポーツ選手を見てみましょう。
1.1日に3~4時間、これ以上ないほど一生懸命集中して練習に取り組む。その時間は脇目もふらず邪魔も入れず、全力でトレーニング。
2.1日中8時間の長時間練習。ただし、ずっと全力でやることはできないので、50%くらいの集中力とパワーでトレーニング。
さて、どっちの練習法が上達するでしょうか?
ジーン・シュワルツはこういいました。
「コピーライティングもこれと同じだ。短時間であっても、その中で最大限集中してその仕事に取り組む方が、時間だけかけてだらだらとやるよりもよっぽど効果的だ。」
あなたは、こんな経験ありませんか?

 

この間、少し忙しい日がありました。
その日のうちに、新商品のセールスレターとレポートを書き上げなければならず、さらにメンバーサイト完成のために、サイトのコンテンツ用コピーを書いてウェブの担当者との最終の仕上げをしないといけない。そのタイムリミットは午後の5時まで。なぜならその日の夜7時からは会員専用WEBセミナーがあるから。5時からはそのセミナーのために、スライドの最終チェックと話す内容の整理。裏方でサポートしてくれるメンバーとの調整などを、その2時間の間にやってしまわないといけません。
焦る焦る、、、
でもこの日、この仕事を全部やってしまう事が出来ました。
あなたも、こんな経験が何度かあるんじゃないでしょうか?脅威の集中力を発揮して、今までの何倍ものスピードで仕事を片付けた経験が。。。
僕は小学校のときの夏休みの宿題もこんな感じでした。登校日直前の8月30日とか31日には脅威の集中力を発揮します。だいたい最後に残るのは読書感想文の宿題だったのですが、夏休みの間、例えば8月の上旬とかに何度チャレンジしても全然書く事が浮かんでこなかったのに、なぜか8月31日には脅威のスピードで筆が進むのです。
「読書感想文の法則」

 

と、僕はこの現象の事を、このように勝手に命名しています。要するに、締め切り直前になればなるほど、集中力が増して、仕事のスピードが上がるのです(しかも何倍にも!!)。
そしてこの「締め切り直前」の(適度な)「焦り感」を意図的に作り出し、毎日の生産性を高めてトレーニング効率を上げる方法が、制限時間を自分で作るという方法です。
制限時間を作る事で、常に読書感想文締め切り前のような緊張感をずっと持ち続ける事が出来ます。そうして、他の人の(あるいは通常時の自分の)何倍もの生産性で、仕事を片付けられるのです。
生産性を高めるのは、以下の3ステップ。
1.その日やるべき事を全て書き出す
2.その全てに制限時間をつける(何時から何時で仕上げる、と決める)
3.それを、守る
1と2は、毎朝15分くらいかけてやるのがいいと思います。何をやるべきかじっくり時間をかけて決める事で、その日の余計な雑念を取り払い、やるべき事に集中できるようになります。
もう一つ、強力な方法!

 

さらに、もう一つ強力な方法がこれ。これをやることで、ジーン・シュワルツに近づけるかもしれません。
それは、
「1日は午前中しかないと考えてみる」
ということ。そうすることで、「8時くらいまで残業すれば片付くかな・・・」そして8時になったら「あと30分くらいで。。。」という甘えがなくなります。「今日中」は自分のさじ加減ですが、「午前中」は誰にも操作できません。
午前中、もし9時からスタートする場合であれば、12時までの3時間しかありません。もし1日3時間しか働く時間がないとしたら、、、そして仕事量は今までと同じだとしたらどうするでしょうか?
その3時間。邪魔が入らないようにして、今までの2~3倍の生産性を発揮せざるを得ないようになるのでは?1分の重みをめちゃくちゃ感じるようになるのでは?
ちなみに僕の場合は、9時から13時を午前中の時間にしています。できるだけ重要なライティングの作業やマーケティングの作業はその4時間の間に集中して終わらせるようにして、午後は人と話したりプロモーションの進行状況をチェックしたり、セミナーのスライドを作ったり、、、といった時間に充てています。
想像してみてください。
あなたのやるべき仕事が午前中に片付いている。清々しい気持ちで昼食を食べている姿を・・・
時間=人生。

 

自分の手帳を見てみると、自分の人生がどんなものであったかがわかる。とよく言われます。
先延ばしせず、たくさんのことをやり遂げている手帳。かっこ良くないですか?

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