筋筋膜性疼痛症候群(きんきんまくせい とうつうしょうこうぐん)とは、体の筋肉に時に激しい疼痛を生じる病気である。この病気が発生する可能性がある筋肉は全身の筋肉である。英語ではMyofascial Pain Syndrome と呼ばれている。略称はMPSが使われる。アメリカでは Chronic Myofascial Pain (CMP) と病名を変更する動きもある。原因やメカニズムはある程度解明されているが、血液検査、MRI、コンピュータ断層撮影など、通常の西洋医学で行われる検査では目に見える根拠がでない事もあり、この病気の存在そのものが医学界はもとより患者の間にも十分に認知されていないため、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、すべり症、半月板損傷など神経根障害による痛みと誤った診断をされるケースがある。
ウィキペディア:筋筋膜性疼痛症候群を引用
筋筋膜性疼痛症候群(MPS)について
私が知っている何人かの患者様で、筋筋膜性疼痛症候群と診断された方がおります(以下:筋膜症)。名前をA氏といたします。A氏は、激痛の痛みを、時間はかかりましたが完治させました。某施設に入院し、自分自身の努力で、治されたようです。先日、A氏に詳しくお話を聞かせていただきました。
感じ方は人それぞれかと思いますが、A氏の場合、痛みが発症した時は、筋肉痛がひどくなったような感じで、全身にしびれと痛みが走り、車に5分と乗ることができなかったそうです。特に前触れもなく、突然来たそうです。筋肉が原因なので、MRIやレントゲンなどを撮っても、医師が首をかしげるばかり。ですから、「筋筋膜性疼痛症候群」という判断は非常に難しく、実際に体験された方がいうには「車に乗れないレベル」になるのでしょうか。筋肉をほぐしても、すぐに再発するとのこと。これが筋膜症の特徴になります。繊維筋痛症は、筋膜症がさらに重症化したものです。
今、重症化している筋膜症の患者様を担当しております。25年前の事故でのムチ打ち・重症肩こり・陣痛よりつらいとされる背中の痛みを発症している方です。A氏のアドバイスを聞き、筋膜症について、ある一つのやり方を患者様と一緒にやっていくことになりました。経過を報告できる範囲で、ブログに掲載したいと思っております。
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