2012年10月、ベトナムが米の輸出量が世界1位になった。
http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/20121105-2158.html
私は去年12月にホーチミンで、ベトナム産のあきたこまちを食べた。また、一昨年はダナンで、ベトナム産のササニシキを食べた。味は・・・まあまあ。炊くときに水を多くすれば、日本人でも普通に食べることができると思う。
ホイアンでは田んぼを見てきた。ホーチミンの近くのカント―というところは、4期作なようだ。年に4回米がとれる!?四季があるハノイでも3.5期作ができたらしい。
米づくりにかかわっている私にとっては、年に4回だと、土の栄養素がなくなるのではないかとか、農薬はどうしているのかとか、いろいろ思ってしまうが、年に4回はすごいと思う。秋田はどう頑張っても年1回だ。九州で2回かな。
「TPP、米自動車関税の据え置き受け入れへ」というニュースがあった。
日本の農産物の関税を維持する動きがあるようだ。
http://news.tbs.co.jp/20130305/newseye/tbs_newseye5273656.html
TPPで農産物の関税がなくなったら、ベトナム産のあきたこまちがいくらで日本に入ってくるのだろうか?日本産の米は30キロで10,000円前後だが、ベトナム産の米は、小売のマージンとかいろいろ考えて、6,000円くらいか?ネット販売なら5,000円切るかも??
農産物の関税、維持しないと、米に関しては日本の米が売れなくなってしまうような気がする。外国の富裕層に、日本米はすごい売れるかもしれないが、農協以外のルートを使って販売することになるので、多くの農家は困るだろう。
世界一の量だからな~。確実に日本に入ってくるだろうなあ。
ベトナムで生産された米を食べた実感として思ったこと。
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