最近の小学生は、どうも胃腸が張っているような感じがします。なんか、おかしいと思います。私が小学生のころ、周りのクラスメイトを見ても、こんなことはなかった・・・と思います。覚えてないだけかもしれませんが。
小学生のお子さんを持つお母さんへ、お子さんの胃のあたりを、軽く押してみてもらえませんか?もし張っていたり、痛がっていたら、食事をよく噛むように指導してあげてください。そして、胃やおなか全体を、力を入れないでさするような感じでマッサージしてあげてください。それだけで、陸上なら100mのタイムが縮んだり、空手なら上段蹴りがちょっと高くなり、バスケならふくらはぎが痛くなりづらいなど、運動のパフォーマンスが上がります。
私は、整体という職業柄、大人だけでなく小中高生の筋肉もよくさわっております。また、小中学生に柔道を指導しておりますので、少しですがスポーツの現場も見ています。そんな中、スポーツをしていて、力がなんか出ない、力が入りづらい、ちょっとしたことで痛くなる、パフォーマンスが上がらない、そんな小中学生は、だいたい胃腸が硬いです。
私は、スポーツの現場で、「ふくらはぎがなんか痛いんですけど」「手に力が入らないんです」と言われたら、胃腸を軽くさすってあげます。すると、痛みが、「あれっ?」となくなってしまいます。力も入るようになります。別に不思議ではなく、全身の血の通りがよくなった結果です。
あなたも経験ありませんか?おなかが痛いとき、なんかスポーツにも身が入らないような感じ。最初から胃腸が硬いと、スポーツをはじめる前からハンデキャップを抱えているような感じです。本来はもっといい動きができるはずなのに、制限されてしまっているような感じです。
ですから、小学生・中学生のお子さんを持つ、親御さんへ。よく噛んで食べることを指導してあげてください。昔、じいさんやばあさんから言われてきたことです。
玄米は50回、白米は30回はかみましょう。野菜も30回。肉は50回。(難しいですから、よく噛んだらごほうびですね)胃腸が元気でしたら、いい血液が全身に流れやすくなります。噛むことを続けていれば、疲れづらい体になってきます。それだけで、陸上なら100mのタイムが縮んだり、空手なら上段蹴りがちょっと高くなり、バスケならふくらはぎが痛くなりづらいです。ほんのちょっとのことですが、全然違います。
もしマッサージの仕方が不安でしたら、親御さんはノートを持って整体にいらしてください。最近はノートを持ってくる患者様が増えました。ぜひ、ご家庭でお子さんに整体してあげてください。
私がお子さんに整体している時、もしくは運動機能アップの内臓調整や骨盤調整をしている時、親御さんは家庭でできるように、すごくメモを取られております。「子供を勝たせてあげたい」そんな思いが見えます。私もちゃんと説明します。
自分の健康と家族の健康は、自分たちで守るしかありません。「痛みがない生活」「お子さんがスポーツで勝ったり喜んだりする」、それって普通のことなんですが、それが患者様にとって一番の喜びであります。そして、そんな笑顔がある生活になるよう応援することが私の役割であります。
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